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2026/9/7

マーケティング役立ちコラム

自分の強みって言われても...自社の強みの見つけ方とは?

以前の記事でも書かせていただきました、デザイナーがチラシやWebサイトなどを作らせていただく際、質問させていただく項目に

「御社の強みはなんですか?」というものがあります。
クライアント様でこの質問に即答で答えてくれる方は実は少ないです。

そりゃそうです。例えば「あなたの強み(良いところ)は何ですか?」と聞かれた時、簡単には答えられないのと一緒です。なかなか自分(自社)のことを見つめ直すことは難しいものです。

そこで今回はこの強みについて深堀りして説明していきたいと思います。


もしも自分の強みを聞かれたら?

いきなり自社の強みの深堀りの前に、まずは自分自身で例えて考えてみましょう。
もしも誰かに「あなたの強みは何ですか?」と聞かれたらどうしますか?
この質問をどこかで受けたことはないですか?この質問は求人へ応募する際の質問で良く出てくるワードですよね。
また新卒の就職活動では、活動の前に「自己分析」を行った経験はないでしょうか。自分自身の考えや経験を見つめ直し、自分の強みや価値観を見つめ直す分析です。
今回はこの自己分析になぞらえて自社の強みを深堀りしたいと思います。


強みは他社より圧倒的に優れていなければならない?

良くクライアントに「御社の強みはなんですか?」とお伺いすると「いやー、他社より飛び抜けて優れているところなんて...」「価格も平均だし、強みなんてないですよ」と回答をいただきます。

しかし、強みは他社よりも圧倒的に優れていなくても大丈夫なんです。もちろん「業界No.1!」や「他店より圧倒的に安い」など訴求力の強いものもありますが、そんな企業は一握りです。

採用活動で例えてみると「私は上場企業で売上No.1の実績を取ったことがあります」や「東大卒です!」などの求職者がほんの一握りであることと同じです。

まずはそのことを覚えていてください。


まずは経営者の考えを深堀りしてみましょう

就職活動で行う自己分析では、まず自分自身のことを見つめ直す作業を行います。

  • 過去にどんな経験をしてきたか

  • そのとき何を考えていたか

  • どんなことが嬉しくて、どんなことが嫌だったか

  • そしてどんな行動をしてきたのか

過去の自分を振り返り、自分の過去と向き合うことで自分自身が大切にしていることを発見します。

対して企業では主に代表者の考えなどを深堀りすると見えてくるものがあります。

  • この業界の過去の経験を思い出してもらう

  • そのとき自分は何を考えていたのか

  • そこで嫌だった経験や嬉しかった経験にはどんなものがあるのか

  • その経験に基づいてなぜ起業しようと思ったのか。

  • 起業するにあたってどんなことを大切にしようと考えたのか

  • その大切にしていることについてどのようなサービスを実現してきたのか

なぜ代表者様の考えをお聞きするのかというと、会社や店舗の運営には船でいう船長が必要となります。ときには難しい決断を迫られる場合もあります。そうした代表者の判断基準は徐々にそのお店の個性として現れてきます。つまり、船の船長の判断はお店の特徴と一致することが多いのです。

例えば、ある会社では長年経営を行っており、世代を超えてお付き合いのあるお客様がたくさんいました。しかし業界では低価格の波が押し寄せており、同時にサービスの質が低下、業界全体に対して消費者に不信感を持たれ始めていました。クライアントはそのことに心を痛め、これからどうしていくべきか悩まれていました。そこで私たちは、代表者様に「長年この業界を歩まれてきて、大切にしていることはなんですか?」とお伺いしました。

代表者様はとても真剣な顔で「我々の業界はお客様の人生にとってそう何度も経験することのないものを商品としています。そのため、お客様は不慣れなことがほとんどです。また地域によって風習なども違い、戸惑うことも多いです。そのため我々はその地域の風習をどこよりも把握することでお客様のサポートが出来るよう徹底しています。」とおっしゃいました。

私たちはその言葉がそのまま強みになるとお伝えさせていただきました。

「地域の風習を守り、サポートしていくこと」を続けているからこそ、世代を超えたお付き合いが続いているのだと。

このように、会社の代表者様の考えは会社にとって進むべき方向性を決める大きな要素となります。そしてその考えはそのまま「強み」となって現れます。


例えば、「営業時間が他よりも長い美容室」
→他店で修行していた時代に「遅くまでやっていたらお客様に喜ばれるのに」と考えていた。

「メニューが少ない美味しいレストラン」
→素材を厳選して本当に美味しい料理だけを安く提供したいという想いから

「バリアフリーな駐車場」
→自分の家族に障がい者がおり、そういう不自由な方にも安心して通ってもらいたいという想いから

など、強い想いから生まれた他店との違いはそのまま「強み」となるケースが多いのです。


他己分析で自社を客観視する

就職活動の自己分析では家族や友人などに協力してもらい、「自分がどんな人物か」を教えてもらう他己分析を行います。自分自身では当たり前だと思っていたことが、他者からすると長所だったり、強みだったりすることがあります。

お店や企業でもこの他己分析を行うことができます。

口コミを見る

口コミなどを見ることでお客様がどのようなことを評価してくださっているのか分析することができます。逆に悪い点に着目してみることで、今後の改善の役に立てることも可能になってきます。

アンケートを見直す

口コミ同様に、アンケートを実施することで、自社の強みを知ることもできます。ただし、アンケートを取る際には、良い評価を得ようとするあまり偏った質問をしないように気をつけましょう。

お客様に直接ヒアリングする

訪問営業などを行っている企業様では、顧客に対して直接お話する機会があります。そこで長くお付き合いさせていただいているクライアントに協力してもらい、なぜ長くお付き合いしていただいているのかを聞くのも効果的です。合わせて今後の成長のために良くしてほしいことなどを聞くのもオススメです。


強みはお客様との約束事

さて、ここまで就職活動の自己分析になぞらえて強みを探る方法をお伝えしてきましたが、ここでの強みとは「他社と比べて圧倒時に優れていること」ではないことにお気づきでしょうか。企業や店舗が大切にしていることから生まれた他社との違いがそのまま強みとなっているのです。他がやっていない、私たちの当たり前こそが「強み」となり得ます。

一方で、強みを出そうとするあまり、実現できていないことを「強み」としてアピールしてしまうケースもあります。例えばある会社で「他社よりも手厚いサポート」をうたっているのに、実際のトラブルの際にはなかなか対応してくれないなど、実際のサービスと事実が異なっているケースです。

こういったトラブルはその後、大きな問題に発展するだけではなく、会社の評価を著しく下げる結果となります。もちろん予期せぬトラブルで起きる事故はしょうがないとしても、できるだけ避けたいものです。

なので強みとしてアピールするものはお客様との約束事として実現できるものを選ぶようにしましょう。


まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は自社の強みについて深堀りして解説させていただきました。少しでも参考にしていただければと思います。さて、話は変わって、「じゃあ098Create(オクバクリエイト)の強みってなんなの?」と聞かれた場合についてもお答えしておきます。私たち098Create(オクバクリエイト)ではデザインだけではなく、コミュニケーションを取りながら、お客様と一緒に考え伴走していくことを大切にしています。「ちょっとおせっかいなデザイン事務所」それが私たちの「強み」です。

自社の強みについてお悩みの方は098Create(オクバクリエイト)にご相談ください!

098Create(オクバクリエイト)ではデザインはもちろん、広告の戦略についても一緒に考えさせていただきます。まずはお話を聞いてみたいというご要望がございましたら是非一度お問い合わせください。


金城 輝仁

大学卒業後、求人出版会社へ就職。20年ほど紙を中心とした制作物を手掛けた後、IT企業へ転職。Webデザイナーの経験を経て、現在はフリーランスとして活動。様々な領域のフリーランスと協力し活動を行っている。

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