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2026/8/24

マーケティング役立ちコラム

広告を出す前に知っておきたい平均的な広告の効果とは?

現代の広告業界はリスティング広告やディスプレイ広告、SNSへの広告などのデジタル広告、チラシやパンフレットなどのアナログ広告、TVCMやラジオCMなどのメディア広告、広告の出し方も多様化しています。そんな沢山の広告の中から何を選択し実行していくかを考えなくてはいけません。

しかし何かを選択して実行するにしても、一般的な効果がどのくらいあるものなのか指標がなくては、実際に広告を出したとき上手くいっているのか、上手くいっていないのか判断する軸がありません。

そこで今回は主要な広告の一般的なコンバージョン率について説明していきたいと思います。

※コンバージョン率とは、クリックされた数に対して問い合わせなどのゴール(コンバージョン)にたどり着いたのかを%で表した数値です。アナログ広告では自動的な計測は困難なため、電話・資料請求・来店などの際に「どの広告を見たのか」聞くことで算定されているようです。


広告の種類別CVRアベレージ

種別として

・デジタル広告
・デジタルでのその他の営業活動
・アナログ広告
・アナログでのその他の営業活動

に分けながら表での比較を作成しました。広告以外の効果測定も調査してみましたので、比較してみましょう。

デジタル広告

広告の種類

主な広告媒体

CVR・反響率

広告検索型広告(リスティング広告)

Google広告・Yahoo広告

1.0-5.0%

ディスプレイ広告

GDN, YDAなどWebサイトのバナー広告

0.5-1.0%

SNS広告

Instagram・Facebook・X等

1.0-3.0%

動画広告

Youtube

1.0-2.0%

デジタル広告では主に0.5-5.0%のCVRレンジがあります。業種や商品、広告の質、ユーザー層によっても変化するのが原因だと考えています。また注意するべき点として出向する広告媒体によって1クリックあたりの単価にも開きがあります。効果(CVR)が高いからといって1回あたりの単価が高い場合、費用対効果が合わない可能性もあります。獲得目標や予算を含め検討する必要があります。また広告単価の推移を見てみると年々増加傾向にあり、まだまだ需要は伸びている状況です。

デジタルでのその他の活動

広告の種類

主な広告媒体

CVR・反響率

検索エンジンによる自然流入(サイト全体)

Webサイト

1.0-5.0%

検索エンジンによる自然流入(指名検索)

Webサイト

5-10.0%

検索エンジンによる自然流入(悩み解決コンテンツ)

Webサイト・オウンドメディア

0.5-2.0%

このカテゴリでは主に自然検索流入について触れています。CVRのレンジは0.5-10.0%とレンジ幅はありますが、最大でも10.0%ととても高く、上手くいくと自然流入だけで大きな効果を発揮します。特に指名検索(商品名や企業名などを名指しで検索)では効果が高く、購入を前提とした検索がCVRが高い要因だと思われます。しかし、いわゆるSEO対策や記事作成には大きな手間と時間が必要になる上、効果を得るには長い期間が必要です。そこには当然ながら人的コストも発生しますのでその点を考慮する必要があります。また、最近ではAIの発展によりGEO(AIO)対策なども必要と言われていますが、基本的なSEO対策を行っていれば充分です。ちなみに、AIがユーザーの好みに合わせてピンポイントでお店を紹介する「AI検索経由」のCVRは、なんと5.0%〜10.0%以上とも言われており、今後大注目の領域です。

アナログ広告

広告の種類

主な広告媒体

CVR・反響率

ポスティング

チラシ

0.1-0.5%

新聞折込広告

新聞でのチラシ

0.01-0.3%

アナログ広告は基本的な紙媒体であるチラシや、新聞折込広告をあげています。デジタル広告と比較すると0.01-0.5%とレンジ幅も効果も薄い結果となっています。ただし、興味のある人もない人も含めて強制的に露出を行うので、認知のための活動としては効果が高いと考えています。新規出店のケースの場合、自身で行うSNS活動と合わせて行うのはおすすめしています。また新聞折込広告では、読者層が高齢者の比率が多いという特徴があります。しかし近年では高齢者もスマホを持ち、デジタルに触れる機会が多いためこまめな効果計測を行い確認する必要はありそうです。

アナログでのその他の活動

種類

CVR・反響率

紹介・問い合わせからの訪問

30.0-50.0%

訪問営業(既存顧客)

10.0-20.0%

新規の訪問営業

0.1-1.0%

テレアポ(セミナーなど過去接触したリスト)

2.0-5.0%

テレアポ(新規)

0.5-1.0%

最後に広告に頼らない人の手による営業活動について触れていきたいと思います。

なんとCVRは0.1-50.0%とレンジ幅も最大値も一番大きな結果となっています。

特に紹介を通じた訪問では30.0-50.0%とかなり確立が高い結果となっています。これは知人からの紹介という不安という壁が解消されているのが原因であると考えています。また次の既存顧客への訪問営業についても同様の理由からCVRが高い傾向にあります。広告との大きな違いは広告費という追加のコストが発生しないことがあります。ただし、営業活動を強化するために雇用する場合は当然ながらコストが発生します。また高額な商品を扱う場合ではWebだけで完結するのは困難です。そのため最終的には人がクロージングする形となります。


まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は様々な広告媒体の一般的な効果について説明していきました。内容をご覧になった方は「え!?こんなに効果って低いの?」と思った方もいたのではないでしょうか。あるいは「意外とうちの広告って効果ある方なんだな」と思った人もいるかもしれません。上記の平均は業界や商品など細かなカテゴライズが行われていないため、そのまま指標とするには曖昧かもしれませんが、全体の一つの指標として参考にしていただければと思います。


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金城 輝仁

大学卒業後、求人出版会社へ就職。20年ほど紙を中心とした制作物を手掛けた後、IT企業へ転職。Webデザイナーの経験を経て、現在はフリーランスとして活動。様々な領域のフリーランスと協力し活動を行っている。

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